「我らジャンヌ」感想
9月14日朝昼、9月15日朝昼と「我らジャンヌ」観てきました。
TRUTHとREVERSE二回ずつ、それぞれを全体を見渡せる席と近くの席とで見られて大満足です。
りなぷ~のサイレントダンスは「チョトマテクダサイ!」「好きよ、純情反抗期」
日替わり合い言葉は「寒いね。」「ENJOY!」「おぱょ♪」「今日も可愛いみんなのアイドルジャックだよー♡(長いのでうろ覚え)」
の回でした。おぱょ回に入れて嬉しかったなー。
パンフレットを片手に、Berryz工房とスマイレージそれぞれのメンバーについて感想を。
歌も演技も情感たっぷり。ジジもジャンヌも見事でした。
歌の迫力、安定感に驚きました。失礼な話なのですが、一年前のツアーの時点では「歌の面で足を引っ張っている」印象だったので。梨沙子と比べるとジジもジャンヌもだいぶ儚げな印象のキャラクターに。
オルガもルネも普段の熊井ちゃんのおっとりイメージとは違った快活なキャラクターで、見ていて新鮮でした。ジャンヌになると言い張るジジを諌めるシーンについて、「毎回我慢しなきゃと思うんだけど、梨沙子が泣いてるのを見ると自分もどうしても泣いてしまう」という入り込みっぷりにはこちらまで感動。
どちらの役も見事でしたが、特にオルガが圧巻でした。見ていて苦しくなるくらいにハマっていました。天才子役の才能衰えずってとこですかね。
アネモネもヴァイオレットも役にハマっていたというか、本人がハマりに行っているというか。活き活きと歌い演じる茉麻の姿がとても素敵でした。アネモネ酒場のシーンは思い出すだけで幸せな気分になれます。
アネモネのときの見た目がとっても好き。サイドテールが可愛かったです。かななんの歌への感想はあやちょに同じ。聴いていて感動しました。
マリオンもコンスタンスもハマっていましたね。敵のボスの娘であるマリオン役の時の演技が特に好きです。「むかつくのよ!」がとても印象的。お父様を想って激昂する演技にぐっときました。
田村芽美
めいめいもマリオンの時が特に好きですね。嫌味なセリフ回しを過剰にやりすぎていてところどころギャグみたいになっていましたがw、そういう演出もアリだと思いました。散々言われていますが、舞台子役時代に培ったものが随所に表れていたと思います。楽しそうなめいめいの姿が見られてこちらまで楽しくなりました。
個人的には断然ハロルドが好きです。スタイルの良さで衣装がとっても映えていました。相方の佐紀ルーパートとのキャラクター・演技のメリハリも好きですね。
徳永勝田ペアってピンとこなかったんですけど、実際に舞台を見て色々と合点がいきました。スタイルの良さに意外と似ている顔(パンフレット参照)、素か演技かわからないwくらいのハロルド役へのハマりっぷりが楽しいペアでした。りなぷ~もハロルド衣装が似合っていて興奮しましたね。冷めていて軽薄なキャラクター、更にイギリス兵を片足で踏みつけるシーンまであって最高でした。最高でした。(大事なことなのでry
そして忘れちゃいけない悪ガキシスターのタチアナ。私は勝田&竹内コンビが大大大大大ッッッッスキなので、今回の舞台はどの公演を見ても最初から最後まで2人がペアすなわち私はどの公演を見ても最初から最後までヘヴン状態でした。ハロルド&ルーパート以上にコンビ演技が多いタチアナ&リリー(しかも萌え萌え(ごめんなさい…)なシスター衣装)は本当に本当に可愛くてこの時代に生まれてぷ~&タケを好きになってこの舞台を見られる幸運に恵まれて、生きていて良かったと思いました。シスター2人が揃って神父様につまみ出される様子が特に可愛くて可愛くてどうにかなっちゃいそうでした。
実は私ゲキハロ初体験で、佐紀ちゃんの演技を見るのも初めて。ルーパートの迫力に感動し、胸を打たれました。私がこの舞台で唯一泣きそうになったのは佐紀ルーパートの「あの人を悪く言う奴は何者であろうと許さん!(的なセリフ)」のシーンです。セリフが少ないながらも聞き取りやすかったのも良かった。
ルーパートの衣装がとっても可愛かったです…!(既に舞台の感想じゃない)
特にアフタートークショーの時にルーパート衣装でもじもじしながらしゃべるタケちゃんの可愛さったらとんでもない破壊力でしたよ!!
リリーのシスター衣装の可愛さも尋常じゃなかったですね。しかも常にぬいぐるみと戯れている役ということで本気で萌え殺されるかと思いました。タケちゃんって本当にそういう、いかにも女の子・乙女っぽいアイテムが似合いますよね。本人が恥じらいが強くて自分の女の子っぽい面を否定するも無意識に女の子っぽい部分がだだ漏れているから尚更。
長台詞本当にお疲れ様でした。本人もパンフレットで触れていますが、レアなメガネっ娘姿が可愛かったです♡ソロで歌う場面が全くなかったのが残念ですね。
以下全体の感想。
・思わず敵役に感情移入しちゃうストーリーでしたね。フリートウッド様が影の主役でした。
・ハロルドルーパートコンビが好きすぎる。異端(女として生まれたことに従わず男性の立ち振る舞いをしていたことが理由)として処刑されるはずだったところをフリートウッドに囲われて助けられ、以来フリートウッドに忠誠を誓う2人。重厚な佐紀ルーパートと表面上の言動は軽薄なその他3人(雑)のキャラクターの温度差が楽しく、またそのメリハリがフリートウッドとハロルド・ルーパートの繋がりをより強く感じさせる演出ですごく好きです。
男装の剣士という設定のため、アイドルとしては貴重な殺陣まで見られて、個人的には一番おいしい役だったと思っています。ベリスマの中で特に好きなメンバーが全員そこに割り当てられていて本当にラッキーでした。
・またぽつぽつ感想思い出しそうなのでそのときは追記します(笑)
まとめ。
評判通り、何度でも見たくなる良い舞台でした。マーブルを見られなかったのが心残りですが、TRUTHとREVERSEはしっかり堪能できたので満足です。
また、スマイレージ2期メンバーから口々に舞台終わりたくない、寂しい、という言葉が出てきたり、ベリスマメンバーが仲良くなったという様子が本人たちの口から伝えられたりと雰囲気の良いお仕事だったようで、そういう意味でもメンバーたちにとって良い経験になったなら何よりなのではないかと思います。
明日大阪での千秋楽、大成功を祈っています。